性癖を同じくする親友、勇とは
(しかし、この性癖云々に関しては最近少し危ういのだが…まあその話はまた改めて書きます)
全くの清い仲であります、政二です。

今回の韓国編で、やっとラブい話を書けるので、聞かれてもないのに、そんなコトを書いてしまうのです。
いや、この旅行って修行にはなったけれど、本当に…ラブい話ナッシングなんですわ、ホント。

ほんで…
この話のオチは、

勇と初めて○○しちゃった♪

それに尽きるわけですが…
話は、例の合宿所を出た辺りから始まります。
とんと要領の悪いカメラマンが、最後の全体写真を撮影した後で、一行は国別に分かれて貸切バスに乗り込んだ。

「明日には日本に帰れる。これからソウルに帰れる…」

まあ、自由時間なんて今更期待していないけれども…山の合宿所よりはマシな生活をできるかと、それくらいの現実認識をしていたのです。

バスは暖かい。
北海道出身の俺は、ちょっとパーキングエリアで外に出るくらいのことしか予想していなかったので、韓国の寒さを侮って…薄着をしていた。

「これから山寺の観光に行きまーす」

もう着る物全部、バスの下の荷物入れでーす。
それになんで…あんたら、あんな熱心なキリスト教徒じゃないか???

山寺というだけあって、山である。

そんで、寒いのです。

なんせ雪が降ってますから。

そこで昼飯が出るのだが、なんせ団体様なので…

後1時間かかるとか。

この寒さで1時間、どうしろと?

山奥の寺まで逝ってらっしゃいと?

「じぬ(死ぬ)〜〜〜!」

北海道生まれの俺が死にそうなのに、キリスト教徒達は平気そうだ。

ご加護か?神のご加護なのか?!

勇が手袋を差し出した。
「政二、貸してあげるよ」

ほんと、愛してるって思いました。
勇のこと(笑)

手袋は片手だけ借りて、その1時間…
素肌の方の手を繋ぎあって過ごしました。
手を繋ぎあっても、かじかんでゆく指先を、一生懸命掴みながら、なんとか…なんとか…生きて帰りました。
(でも、1時間を乗り切った時、本当そう思った…なんとか生きてたって)

はい、おそらく「初めて」奴と手を繋いで、おまけにポケットの中にその手を突っ込んだりして歩きましたよ?

待たされまくった昼ご飯は、「ビビンバ」でした。
俺はありがたくその辛さすら、寒さを癒す気がしてガツガツ食べましたが、勇はコチュジャンの辛さがダメな人間だったらしく…本当に可哀相でした。

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