思考回路抜粋

頑張れという言葉は嫌いだから
頑張れと言わないという人がたまにいるが…

頑張れと言われたい人もいるだろう。
頑張れと言われるだけで頑張れる奴もいるだろう。

そんな奴には、頑張れと言ってやればいい。

　

命令するような身分の人間ではないからと、
人に命令形を使わない人もいるだろうが、

命令された方がよっぽど気の楽なこともある。

そんな場合の命令は、そんなに悪いことだろうか？
　
　

頑張れと言えない人、命令形を使えない人…
だからって悪いとは思わない。
愛すべき不器用は、俺を含めて誰にでもあるんだろう。多分。

でも思う。
　
　

とかく自分の人生経験とか考え方を押しつけて、
相手にとって一番の道を踏み潰してはいないか。

相手が何を求めているのか、
真剣に考えて、真剣に与えるのは、
ある種の優しさではないだろうか。

傍から見た人がそれを
自分の信念と主義の都合上、不愉快に感じたとしても。
　
そこまでして守る信念ですか？
そこまでして貫く主義ですか？
もしそうなら、守ればいいし、貫けばいい。

俺は違ったよってだけで。

ちょっと、自分に似合わないセリフでも…
今、相手の笑顔が見たい。
明日に繋がる言葉を聞きたい。
　
　　
　
なんて考えるようになって、1年はたっただろうか？

ダルイって思う時も、
愛してるって言う事で解決する問題があるならば、
真剣な声をして「愛してる」って言ってきた。

優しさは、愛であると信じて。

だって、愛してるって言われたいんでしょう？

恋愛をしていると、求めたものが得られないことがあるけど、
……それが苦しいのはよく分かる。

愛してるって言われたいならば、
言ってあげればいいじゃないか。

それは恥ずかしくて、あまり言いたいセリフではなかったけど…
愛していないわけではないんだから。
　
　
　
1年間慣れ親しんだ思考回路に再び問い掛ける。

俺、間違ってませんか？

昨日まで愛していた人が、
今日愛していないとしたら悲しいことだけど、

毎日感じることを大事にしよう。

今日も言葉に嘘はありませんか？

優しいのはいいことだと思うけど、
嘘はいけない・嘘は。
　
　
　
でも、今日は愛してるって思った。彼女のこと。