キレイ事というのは、一般に悪い意味で使われる。
というのも、世の中は汚い所という大前提があるからなようだ。
甘い事を言うと馬鹿にされても仕方ないってことらしい。

キレイ事を言うのは嫌いだ。
何故か。

馬鹿にされてまでして、言いたい甘い事ってのがあまりないからだ。
でも、ふと思い付きで、甘ったるい言葉が脳裏をよぎったりする。

困る。
キャラじゃないからだ。

エイプリルフールみたいに、キレイ事デイが出来たら、その日に全て解消できるのに、なんて妄想がもたげる。

結局キレイ事一つ言うために、これくらい前置きして、長々と言い訳している。

なんなんだろう？
そんなに世の中ってのは汚いのか？
そんな俺の認識が間違っているのか？

分からないけど、やっと思い付いたキレイ事を吐く気分になった。

別に、聞くともなしに聞いてやって下さい。

　
昔、杞の国の人が
「空が落ちてくる」
と憂えた。

それを馬鹿にした人達が、ある筈もない憂いごとを杞憂と言うようになったのだという。

でも、杞の国の人も「空が落ちてくるはずもない」と、知っていたのではないだろうか。

本当に切ないとき、辛い時、空が落ちてくるように思う人がいても、不思議はないんじゃないだろうか？

本当は
「空が落ちてきても、俺が支えてやろう」
そんな風に言ってもらいたかったのではないのだろうか？

空が降ってくるワケはないと、馬鹿にして笑われるより、杞憂は晴れたんじゃないだろうか？

　
そんな、キレイ事がもしかしたら、世の中より正しいと思いませんか？
キレイ事を言うのが嫌いな癖に、たまにそんな風にも思う。

健康診断、さぼってましたが……必要になったので行ってきます。

尿検査。

って、別に病気になったわけじゃなくて、就職活動に必要だからなんですけど。
　

尿検査というと……学校でなんとなく照れくさい思いをした人も多いはず。

あの、試験管立てですか？
あれに、1番に出すのが恥ずかしかったりって思い出、誰しもありますよね？

なんとなく、色を比べてしまったり？
薄い方が偉いみたいな錯角に陥ってるのは間違ってるぞ（多分）！おまえら！！
みたいな思い出、ありますよね？

朝1番を寝ぼけたまま出してしまって……
水をガブガブ飲んで（気分的に？）2番目をちゃっかり持っていったりだとか。
すごい罪悪感なんだけど、忘れた奴が先生に
「分かったから、今して来て下さい」ってむごい命令されてトイレに行くのを見て、安心したりとか。
『あ、2番目のでもいいんだ……』

人の試験管を持つと「ばっちい」呼ばわりされるとか。
保健衛生委員が、眉をひそめて保健室に持っていくとか。
そのとき、試験管立てを持つ保健委員の手が、しっかり持っていなくて
「落としたら悲劇だよな」と、心から思ったりとか。

試験管をさわちゃって、「えんがちょ」になる前に先手を打って、
「お前のオシッコ生暖かい！」とか、かえって生々しい話になったりとか。

とかとか、そんな思い出ありますよね！？
　

色々思い出して、ノスタルジックになりながら、行ってきましょう、尿検査！

自分の中のテーマを「面白い人」にしていた。　ちょっと前まで。

そうです…（もりあがるようなBGMを鳴らして下さい）誰も知らなかった（知りたくもなかった！）新事実、ここに発覚！

具体的には何をしていたかというと、日常的に小ネタを集めたり、ツッコミの修行をしたりしていたんだけど……

なんか今一歩じゃないですか？俺。

日記やなんかを見直しても、なんとなく精彩を欠く男が見え隠れするばかり。
なんかこう、訴えるモノが少ないのだよ。
と、自分に曖昧模糊なダメ出し。
何かが足りない……。
　

分かった。　今日は行く所まで行こう。
反省会マイセルフ！開催決定！！

以下はすべて、政二の政二による政二のための発言です。

「そもそもさ、面白さって何なのさ？」

「そこなんだよね……。俺のツボって何かズレてるらしくてさ。例えば過去日記の『鬱だ　鬱だ　鬱なんだ！』なんて、俺にしてみればネタ的出来事なんだけど、真面目な人にしてみれば笑い事じゃないだろうし……」

「何でも面白がるコンセプトが、そもそもの間違いだったってこと？」

「でもさ、蛭子さんなんて、お葬式でも笑っちゃうらしいよ」

「懐かしい名前を出してきたね……それよりはマシかぁ？」

「そんな特殊な人と張り合ったらダメだよ！！」

「ところでノリツッコミも苦手だよな」

「ノリ出したら、ノリ過ぎてつっこめないしね」

「だからって、つっこむこと考えてたら、ノリ具合が半端になるんだよ」

「おい、自分で反省会やろうって言ったくせにへこむなよ？」

「じゃ、少し誉めてみる？最近ツッコミのフットワークは誉められたね。そういえば」

「あ、ポチに？『政二先輩のツッコミは格闘技みたいで怖い』って言われた奴？」

「そう！あれは、爽快だった♪」

「それって……ツッコミなのか？後輩いじめ？」

「断固ツッコミ♪」

「で、何が議題だったけ？」

「そんなあって無いようなモノ気にするなよ」

「気にしないと終わらないんだよ！話が！！」

「ちょっとした分裂さんみたいだな、これ」

「あ、知ってる？分裂病って病名変わったんだよ！」

「知らないよ」

「教えて」

「いや、俺も知らない……」

　
さて問題です。　何人の政二が会話しているでしょう？

ネコアレルギーがヒドイ。
触らなきゃいいのに、可愛い野良猫をかまうから、目が赤くなって痛くなってしょうがない。

ハウスダストもアレルギーみたいだ。
布団をかぶると調子が悪いから、エアコンを切ってムシムシする中で、何もかぶらないで眠る。
布団、洗濯に出さなかったらいけないな。

卵アレルギーは最近たいしたことない。
オムレツカレーは好物だと思う。
だけど、鼻水が出るのは、風邪かな？アレルギーかな？

元々、元気な人間とみられがちだったのだが、最近目は赤いし、鼻は調子悪いし、くしゃみばかりしているので、イメージがどこかにいってしまいそうだ。
ここは一発奮起、腹筋をさわやかにやって、スポーツマンのイメージを植え付けたいのだが…
部活に行くよりは、勉強しろって時期なので…少し文学青年っぽくなってみたいと思います。

文学青年……太宰治はカッコイイですな。
芥川龍之介のおでこはいったいどこまでなのか？
でも、本命は有島武郎！（漢字指摘されて直した）ですよね、かっこよさで言うと。

責任ある上の人がさ、ぺーぺーだった俺達に「やってみろや」って仕事をくれたから、それをがむしゃらにやるチャンスが生まれたわけだし……それで俺達が成長してきたんだからさ……。

今、後輩達が積極的でないなんて、嘆いたって始まらないんだよ。
勇気を持ってやらせてみなきゃ。　任せてみなきゃ。
失敗したら、ほら……その時は手を貸してやるからさって。

責任ある立場になったら次は、任せる勇気がいるんじゃなかい？

「私がやればできるのに、怖い思いして任せるなんて嫌だ」ってさ、それはわかるけどさ……じゃあ後輩達はいつ出来るようになればいいんだよ。

いつって、今じゃないのか？

んで、お前は今度、育てる力を成長させんきゃいかんよな？

大切な年下の相棒へ。
大学去る前に、伝えられるものは全て、伝えていってやる！！

本当にMの人っているんだね！！！

なんか、社会で虐げられるのが嬉しい……みたいな？
理不尽に上司に叱られ、取引先に怒鳴られ、みたいな世界に喜びを見出す人？
こう、プレイとかじゃなくて、生き方そのものが被虐趣味って人が存在することを知って、俺は少し面食らってしまった。

スゴイよ……強すぎ。

それが
「人間みんなMな部分ってあるんだと思うんですよ」
と言ってたとしてもですよ？
説得力があるんだか、ないんだか分かりません。
はっきり言って。

それなりにね、SMが深いってことは……学習してきたつもりですが（あくまで第三者的に）、なんかもう……かなわない哲学みたいなモノを感じるじゃありませんか。
哲学というか、人生そのもの？

ますます、脚本にできないか考えるようになった俺。
難しいなぁ……SMという素材を使って、何を描きたいのかが問題なのだ。

ちょっと真面目に考えてみるか……

遠くからいらしたK先輩を囲んで食事。
これだけで夜の3時くらいまで楽しく会食。
ふけただの、昔の純朴さがないだの言われるが、ちっとも気にしない。
だって、先輩……貴方もそうだったじゃないですか？
いい感じで変わっていけるといいっすよね。

家まで送ってくれた他の先輩と話しこんで2時間くらい。
演劇と将来について云々。
感性が似ている先輩なので盛り上がって楽しい。
昔、上演した俺の台本について
「面白くない演劇は大抵、話がつまらないって断言するんだけど、政ニ君のは台本は良かったと思うよ。少なくとも、私のツボだったね」
という言葉をいただき、台本提供するだけでなくて演技指導（演出）もするんだったな……と過去を後悔する。
んで、また脚本が書きたくなる。
この時期なのにさ……ヤバイよ？俺。

もう明るいってのに、贋弟の家に行って恋愛相談。
鬱々とした男を軽く励まし、なんとなく光明が見えたって言うから、家に帰る。　気がつけば6時半……

何がスゴイって、このスケジュールをこなした俺もだけど、それを待っていた贋弟？　よく5時まで待ってたと思う。
もう半分眠い俺に何か話して、スッキリしたって言うから良かったけどさ、そんなコトならシーマンに話しても事足りたんじゃ？なんて思わないことにしておくよ。

ドリンクの会社なんでしょ？
なんで、ドリンコなんだろうね？
進ぬ電波少年の「ぬ」みたいな違和感をかもし出す、ダイドードリンコ。
もしくは、よろしくを「よろしこ」と言われるような妙な気持ち。
ちなみに「よろしこ」という挨拶、使われるのは構わないけど、自分は使わないというスタンスでいた。
しかし先日、大学関係のわりと可愛い女性にメールで「よろしこ」を使われた時に、何かイヤな感じがしたのは何故だろう？
とにかく、気になっても答えが出ないとなると、いよいよ「ダイドー」の方まで何なのか気になってくるダイドードリンコ。
社長が大堂とかいう名前なのかな？
で、娘が倫子さんとかなのだ。
ジュース産業で大きくなった会社、豊かになった家庭……幸せな一家にやってきた突然の罠！
……どんなだろう？

本当は、月曜日に更新しているこの日記。

溜め込んでいた分を書く作業も……結構な仕事量ですが、溜め込んでいた「未読」の日記を読むのは相当な時間がかかります。
本当はじっくり読みたいのだが、なかなかそれもできず……タイトルのごとき呟きを心中でする月曜日なのであります。

しかし、聞くところによると……

速読すると早く読めるようになるのは本当だが、脳の疲れは普通に読む以上で、読んだ後に休憩をたっぷりとらないといけない。

というのは本当だろうか？

結局、たっぷり休むからあんまり時間の節約にならないらしいのだが。

例の好きな授業で「儀礼」の勉強をしていた時のこと……
（エロネタなのに知的な出だしだ！）

「先生、この割礼って何ですか？」

「・・・こういうことは、説明していいんですかね？」

先生は微妙に照れながら、どう説明するものか考えていた。
白状すると、この時点で俺は「割礼が何たるか」分かってしまっていた。
けれども、そこはそれ「分かったから、もういいです」って言うのも勿体無いので、説明を素直に待つのである。←ぉぃ

先生は真面目に説明をして下さる。
「男性の性器の包皮を切り取って亀頭が見えるようにすることで、要するに包茎の手術なんですよ。ユダヤ人やなんかは選民思想がありますから、生まれたばかりでこの儀礼をするし、成人の儀礼として行う民族も多いんですよ。他にも女性器？ヴァ、ヴァギナでしたっけ？を切り取る民族も…（略）」

先生、勢いづいて凄いことまで口走ってませんか？
時々どもっているしぃ……

まあ、ユダヤ人は生まれたばかりでするから、痛みの記憶もすっかりなくて、いいんじゃないですか？なんて話までしてしまいました。

一つ賢くなっちゃった♪

勇に続いて！趣味ネタで行こう！！

大学の授業が趣味と言いたいね。
俺の場合は、言えたものじゃない。
眠い時は容赦なく寝るし。
しいて趣味と言える授業は、例のハゲダンディーの授業だけだ。

「政二先輩の趣味とかって何ですか？」

「君らを観察すること♪」

「やっぱりあなたは変人っすね！」

何とでも言え。
人間観察ほど楽しいものはない。
定点観測を続けるうちに、沢山の主要な役者の心中が見えてくる。
俺は誰かの人生という映画の観客。そして時に脇役。

主役になると、趣味どころじゃないんだろうなぁ？

だなんて、自分人生の主役になることを、放棄している自分に気がついた。

信頼って何？って言われると、まともに答えられないし、かと思えば何かの問題の根本原因が「信頼が足りない」ことだったりするし。
いっそそんな言葉を使うのは、止めてしまえと言いたくなる。

その昔、喧嘩ばかりしている悪友Bに
「お前は、俺を信頼していないだろ！」
とキレられた時、思わず
「そんなこと言われたら、誰も信頼してないよ！」
とキレ返したことがある。

言い過ぎだ。二人とも。
とはいえ、Bがハチャメチャなコトをやろうとしているのを安易に「信頼してくれ」みたいに言うのは見過ごせないし、そんなことされたら相手がBでなくてもキレとるわ……というような文脈だったはずだ。
結局、話した末に双方妥協するものの…喧嘩別れて、周りをハラハラさせておきながら、次の日になったら
「よーーーっす」
と、気軽に挨拶する関係に戻っているのが、あいつと俺との仲なのだ。

それって「信頼」してるじゃん。
って、人に言われて納得する。

じゃあさ、信頼って何？
やっぱりそこが問題なのだ。俺にとっては。

今は「コミュニケーション不足」と、それを解釈している。
信頼がないって思える関係は、コミュニケーション通じてなんとかするしかないのだから、たいていの場合。
だからさ「信頼が足りない」って言わないで、「コミュニケーション足りない」って言いませんか？これから。
信頼云々を言うのは、カルシウムとってからにしましょうよ。

拝啓　
　なんやかやとお礼状を書いたりしている合間に、あなたへの手紙も書いています。こちらは大学関係と、趣味のもろもろで忙しくしていますが、いかがお過ごしですか？相変わらず健康に気を使いながら生きているんでしょうか？俺は何の気も使わないで生きています。
　近況ですが、将来の夢を固めました。昔は迷ってましたよね、俺。まず教職につこうと思います。それからのことは、それから決めます。自分に足りないものが分かったら、またそれを求めて変わっていくかもしれませんし。ただ今は、教壇に立ってみたい。それが面白そうに見えてたまらないからです。
　あと、21歳になりました。もう10代じゃないんですよ、俺。でも会ったら、相変わらず「馬鹿」って言われるかなぁ？って思うことがあります。出合った頃のあなたが29歳。そのころあなたが、ずいぶん大人に見えたものだから、29までに自分も大人になろうって決めてたんですけど、どうなんだろう？まだまだ全然ダメですね。でも…そろそろあなたが、どう「大人」だったのか忘れそうです。半分嘘ですが、半分本当です。ここらで存在感ある返事を下さい。
　大学時代最後の年に、もう一度演劇をやるか迷っています。（演劇部に入ったのは言いましたよね？）でもこの話は話し出すと長くて面白くないので話しません。でも脚本とか書きたいと思っているんですよってことは、報告します！（あなたをネタにした脚本も…あるんですが、未完成です。出来たら見せましょうか？）
　だらだらと長く書きましたが、近況とかを知りたいです。暇な時にでも返事ください。最後に、夏風邪の時期間近です！体にはご自愛を！って言ってる間に、くしゃみした俺。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

ポチが、可愛い兎さんに惚れてしまった。

でも兎さんは、もう狼さんのものなんです。
犬が狼にかなうかな？
その答えは神様だけが知っている。

頑張るポチ。
相談を受けて全てを知っている、ヤドカリさん。
ポチを応援するヤドカリ。

そして政二がなぜそれを知っているか？

ポチがが本音をもらした相手ベッカムが、酔った拍子に政二に秘密をもらしたものだから、政二も全て知っている。
ポチの憂鬱も、ヤドカリの応援も知っている。

だから政二は言うんだよ。
心にもないセリフ「兎さんはとっても、可愛いね」

ポチは苦笑いしながら
「政二さんは、兎さんが好きですね？」
とのたまう。

俺が好きなのはね……ポチのその切なげな苦笑い。

死体を見た。と日記に書いたら、勇がそのことについて書けと言う。
別にグロイ話は出てこないですよ。

緩和ケアって知っていますか？
ホスピスでお馴染み、終末医療のことです。
その現場に訳あってお邪魔したら、偶然その日亡くなった人がいたわけです。

緩和ケアの病棟は、とても明るく綺麗でした。
生活の場として機能しており、そりゃ死にそうな人もいるんですが、それでも笑いがどこかにある、不思議な空間でした。
「あるがまま」恐怖も、鬱も、家族愛も、あるがまま生きる最期の場所として……機能しようとしているように見えました。

亡くなった人の周りには、泣いている人が沢山いました。
優しい看護婦にご機嫌で抱かれた新生児が、涙をこらえた肉親に抱かれたとたん、泣きだしました。
悲しみが伝染したみたいでした。

泣いている理由は、人それぞれでした。
今まで一緒に元気に生きていた歴史はもちろん、長かった終末ケアの看病の歴史、たった1分遅れたばかりに死に目に会えなかった家族、もっといい看護が…死が…あったかもしれないと感じる看護婦。

あるがままであるしかなくて、あるがままは辛いことでもある。
あるがままは仏みたいな心ではなくて、人それぞれのとても個人的でエゴイスティックなものかもしれない。
それでも人は最後に、あるがままに死んでいく……のだろうか？
と、そのときはまだ言葉にならないまま思っていました。

頭の片隅に死が渦巻いた日。
好き勝手に生きさせてもらっているけど、親しい人の死に目にあえなかったら、悲しいような気がしました。
死んだら最後じゃなくて、死んでも残ってしまうんだよ。
どうしても、エゴイスティックな俺の心には、死んでも皆残ってしまう。

仕方ないじゃないか。

ハゲダンディー教授の授業は素敵なサシ授業。

上品な研究室の窓辺で、死体と墓と神の話に明け暮れるんですよ。

知的な本を開いて、赤ペンでチェック入れながら、必死で概念の定義をノートに写す。

それが案外楽しかったりして…幸せなんっすよ。

先生、こんな馬鹿学生に貴重な一時間半をみっちり割いてくれてありがとうございます。

また来週も楽しみにしてますからね！

　
それにしても、男として……
ハゲても格好良くありたいものだ！！
と真剣に思うようになった21の夏。

まだ頭皮は健康なはず。

ハゲダンディー教授は未来の憧れ。
俺の家系は白髪家系だが、髪染めたりしてるから油断はできないぞ。

ええ、贋弟と俺は本当は他人ですが……
何人か、本気で血の繋がりを信じているのです。

「俺、親と性格似てないなぁ」
と俺が言ったら、そのうち一人が言った。

「じゃあT先輩（贋弟のこと）と、政二先輩の親御さんは似てるんですか？」

「ああT？親とあいつと？…まぁ、色々事情があるから難しいけど、似てると思うところもあるよ」

「へええ（瞳輝かせて納得）」


ごめんな、おまえら。　俺と贋弟の「趣味」で騙して。

俺が卒業するまでに、バレるか、バレないか？
賭をしませんか？

俺達は、バラさない……ふっふっふっ♪

そんな知り合いがいる。
年上の飲み友達（？）だ。

先輩だし、礼節に（いい意味で）うるさい人なので、あまり気軽に話し掛けることができないけども、たまーに連絡をくれるので呑みに連れて行ってもらう。

でも最近お断り続き。
もったいない、もったいない。

いつか、SMの講義をしてくれると約束してもらっているのですが、
「深い話だからとことん聞くんじゃなきゃ、言ってやらない」
ってことでナカナカ教えてもらえない。

聞きたい！興味本位で！！
と、本気で思う俺の性癖は本当のところどうなのか？

もうまとめ書きしてるから、日付なんて関係なくなってるんだけどさ……この日にあったことじゃないんだけどさ、ここ一週間にあったことだけは事実。
　

育てた後輩達と大仕事。
思った以上の大成功。
やったじゃん、俺！

ってことで、打ち上げで飲んだ酒のうまかったこと！！

笑顔をシェアしようぜ！
自分を誉めてお土産にして帰ろう。
胸の内に宝物たくわえて、将来に輝け。

普段ダルダルだけど、たまーに熱くなる自分。
若者だよ、若者。

大学で嫌いな男が唯一一人いる。

親友になれるかとも思ったが、勝手に俺が惚れているかと勘違いして、俺の友情を茶番劇にしてくれた、不器用な勘違い馬鹿。
告白されてないのに振るなんて芸当をしてくれて、俺としては惚れてもないのに振られる素敵な体験ができちゃった、その相手。

純粋で、頑張り屋で、罪の意識も抜群で、優しくて、プライド高くて、半分許しているけど、やっぱりあいつを見るとムカムカしてくる。
イイヒトの典型みたいな奴、傷つけるのを恐れている、人一倍怖がりな人間。

俺は、あいつを傷つけるのは面倒だ。
俺は、あいつを癒すのが面倒だ。
時間をかければ、もう一度友人にもなれるかもしれないけれど、もうウンザリだ。

……そう、思っていた。
いや、今も思っているんだけど。

ちょっと、個人的な事情と関係ない部分で話さないといけなくなった。
面倒だけど、頑張るかぁ。
これを期に友情復活したら、大学生活の汚点挽回かぁ？
なんて、プラス思考にするべきでしょうか？